「澳門(マカオ)の歴史的建築物群」は澳門の400余年にわたる中國文化と西洋文化の交流史の姿をよく保存している。それは中國域內(nèi)に現(xiàn)存する年代が最も古く、規(guī)模が最も大きく、最も完全に保存され、最も集中している中國式建築物と西洋式建築物がコントラストをなす歴史市街區(qū)であり、歐米の宗教文化が中國と極東地域に伝播された時(shí)代の重要なあかしであり、さらに400余年來の中國文化と西洋文化が交流し合い、補(bǔ)完し合い、多元的に共存しつづけてきた結(jié)晶である。2004年初頭、「澳門の歴史的建築物群」は中國が2005年に世界文化遺産として申請(qǐng)する唯一のプロジェクトとなった。第29回世界遺産委員會(huì)は7月15日、澳門の歴史建築群を世界遺産に登録することを決めた。 |