日本の東京高裁で審理が行われている舊日本軍の遺棄化學(xué)兵器賠償訴訟で2日、83歳の舊日本兵が原告?zhèn)仍^人として出廷し、舊日本軍が當(dāng)時(shí)、中國(guó)東北地方に大量の毒ガス弾を埋めたことを証言した。同証人も上官の命令で、自ら毒ガス弾を埋めたとしている。
日本の報(bào)道によると、舊日本兵が原告?zhèn)仍^人として出廷したのは初めて。同証人が所屬する補(bǔ)給部隊(duì)は當(dāng)時(shí)吉林省に駐留し、大量の毒ガス弾を保有していた。同証人は1945年8月末に上官の命令で毒ガス弾多數(shù)を埋めたと証言し、現(xiàn)場(chǎng)の地形図や遺棄場(chǎng)所なども明示している。証言後の取材では、これらの毒ガス弾がいずれ人に危害を與える恐れがあることも、當(dāng)時(shí)からわかっていたと語(yǔ)り、日本政府による被害者への賠償を望むとした。
同訴訟は、舊日本軍の遺棄化學(xué)兵器から漏れた毒ガスで深刻な健康被害を受けた中國(guó)人5人が、日本政府による賠償を求め1997年10月に東京地裁に提訴。同地裁は2003年5月15日の判決で、遺棄化學(xué)兵器の危険性は予見(jiàn)できたとしたものの、「主権の及ばない中國(guó)での回収は困難」として賠償請(qǐng)求を棄卻した。原告?zhèn)趣悉长欷虿环趣筏瓶卦Vし、東京高裁での審理が続いている。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2004年11月3日