葫蘆絲は、タイ族、イ族、アチャン族などの民族楽器で、葫蘆簫ともいう。葫蘆絲は蘆管楽器で、山歌などの民間のメロディーの吹奏によく使われ、メロディーのなめらかな曲や舞曲の演奏に最もに適している。この楽器は半分に切られた小さいヒョウタンを共鳴箱とし、三本の長(zhǎng)さの違う竹管を並べてヒョウタンの中に挿し込み、ヒョウタンに挿し込んだ竹管の下端に銅質(zhì)の蘆片を嵌め、中間の比較的長(zhǎng)い竹管には穴が七つある(前に六つ、後ろに一つ)。
吹奏の際、口でヒョウタンの細(xì)い端を吹き、竹管の途中にある穴を指で押さえ、メロディーを奏でると、左右の二本の竹管が同時(shí)に一定の単音を出すことができ、そのため、和音を吹奏することができる。葫蘆絲は音色がソフトで、獨(dú)奏や合奏でよく使われている。
葫蘆簫は山歌などの民間のメロディーの吹奏によく使われ、メロディーのなめらかな曲や舞曲の演奏に最も適している。メロディーは一般に長(zhǎng)音が比較的多く、和音が豊富で、音色はしなやかで美しく、調(diào)和がとれており、演奏者の思いや感情を表現(xiàn)しやすい。
雲(yún)南省歌舞団は1958年葫蘆絲の音域を広げて14音とした。ここ數(shù)年來、北京の一部の文蕓団體は二種類の新しい葫蘆簫を製作した。その中の六管葫蘆簫は、単音?雙音?単旋律に持続音を加えるものであり、また二つの和音旋律に持続音を加えて吹奏することもできる。本來の特有な音色と風(fēng)格を保ったまま、音量を大きくし、音域を広げ、音響の色彩感と表現(xiàn)力を豊富にした。
「チャイナネット」2004年12月