北京市は今後、企業(yè)によるスキー場の建設(shè)を奨勵(lì)せず、建設(shè)許可をめぐる審査を強(qiáng)化する方針だ。同市観光局の擔(dān)當(dāng)者が、4日にスタートした「2005年北京銀冬冰雪節(jié)諮詢大會」で明らかにした。
同擔(dān)當(dāng)者によると、北京市は観光資源の利用と保護(hù)を適切に進(jìn)めるため、観光資源を山間の「生態(tài)観光區(qū)」、近郊の山地の「レジャー観光區(qū)」、都市部の「都市ビジネス観光區(qū)」、平野部の「農(nóng)業(yè)観光區(qū)」に分類する計(jì)畫だ。
このため、観光資源となる生態(tài)環(huán)境にダメージをもたらす恐れがある観光事業(yè)は制限される。冬季のスキーは北京にとって重要な観光目的だが、スキー場の建設(shè)計(jì)畫が基準(zhǔn)に適合しなければ建設(shè)を認(rèn)可しない。既設(shè)のスキー場については、新基準(zhǔn)による検査が不合格の場合、経営資格が取り消され、営業(yè)を停止しなければならない。新しい審査基準(zhǔn)には、環(huán)境への配慮に関する內(nèi)容が盛り込まれる。
北京には現(xiàn)在、仏山、南山など12カ所のスキー場が設(shè)立されているが、今年は暖冬で雪に恵まれず、全體で1日當(dāng)たり100萬元程度の損失になっているという。各スキー場は今年の入場料金を10％程度値上げする予定。
「人民網(wǎng)日本語版」2004年12月6日
