6日午前0時2分、北京の産婦人科醫(yī)院で上がった元気な産聲が、雪の降る真夜中の靜寂を破った。中國の人口が13億人に達した瞬間だ。
産室では、全國人民代表大會(全人代)常務委員會の顧秀蓮副委員長(全國婦女連合會主席)から、「13億人目」の赤ちゃんの母親へ、チューリップの花束が贈られた。顧副委員長は「元気な赤ちゃんの誕生おめでとうございます。わが國の13億人目の國民です」と笑顔で祝った。國家人口計畫生育(計畫出産)委員會の張維慶主任は、赤ちゃんに賞狀を贈り、一家の健康と多幸を祈るメッセージを送った。
中國の人口が13億人に達する日は、當初の見込みから4年間引き伸ばされた。これは、中國の人口?計畫出産事業(yè)の輝かしい成果を示している。30年以上にわたる努力を経て、中國は人口の再生産モデルを「高出産率、低死亡率、高自然増加率」から「低出産率、低死亡率、低自然増加率」への移行という、歴史的な転換を?qū)g現(xiàn)した。合計特殊出生率(TFR、一人の女性が生涯に生む子供の數(shù))は1970年代初頭の5.8人から現(xiàn)在は約1.8人まで低下し、出生率の低い國に仲間入りした。過去30數(shù)年間の累計では、出生數(shù)が當初の予想を3億人以上下回った。養(yǎng)育費7兆元を始めとする社會の負擔が軽減し、國民生活の「小康水準」(ややゆとりのある水準)の全面的達成への著実な基礎ができている。中國の出生率減少により、世界人口60億人到達の日も約4年間引き伸ばされた。
「人民網(wǎng)日本語版」2005年1月6日