國務院新聞弁公室は28日、白書「中國の民族地域の自治」を発表した。白書には次のような數(shù)字と事実が紹介されている。
【56の民族】
識別によって中央政府が確認している民族は56ある。2000年の第5回全國人口調(diào)査によると、55の少數(shù)民族の人口は1億449萬人で、全國総人口の8.41%を占める。
【民族自治地域】
2003年末までで、中國には計155の民族自治地域を設けている。內(nèi)訳は自治區(qū)が5、自治州が30、自治県（旗）が120。
55の少數(shù)民族のうち、44民族が自治地域を築いている。地域自治を行っている少數(shù)民族人口は少數(shù)民族総人口の71%、民族自治地域の面積は國土総面積の64%を占める。
人口が非常に少なく、居住地域が狹いために地域自治を行っていない11民族のうち、9民族が民族郷を設けている。
【政治的権利】
中國にある155の民族自治地域の人民代表大會常務委員會では、いずれも地域自治を行う民族の市民が主任または副主任を擔當している。自治區(qū)主席、自治州州長、自治県県長はすべて地域自治を行っている少數(shù)民族の市民が就任している。
第10期全國人民代表大會（全人代）の少數(shù)民族代表は415人で、代表総數(shù)の13.91%を占める。人口における割合5.5ポイント高まった。すべての民族に全人代の代表がいる。
【法律的融通】
2003年末までで、民族自治地域は133の自治條例と384の単行條例を制定している。民族自治地域では現(xiàn)地の実情に応じて、婚姻法、相続法、選挙法、土地法、草原法などの法律で融通をきかせたり、補充した規(guī)約が68件ある?！钢腥A人民共和國立法法」では「自治條例と単行條例は現(xiàn)地の民族の特徴によって、法律と行政法規(guī)に対して融通規(guī)定を制定できる」としている。
「人民網(wǎng)日本語版」2005年3月1日
