今年は、中國人民の抗日戦爭及び世界反ファシズム戦爭勝利60周年にあたり、関連記念イベントをスムーズに進(jìn)めるため、中國人民抗日戦爭記念館は先般休館して、設(shè)備?施設(shè)の改造、展示品の再配置を行うことになった。記念館側(cè)の公告によると、同記念館は8月15日に再開されることになっている。
伝えられるところによると、記念館の展示品陳列は改造後、次の4つの特徴をもつものとなる。
1、 中國の抗日戦爭――この近代に入って以來の中國人民が外國の侵略に抵抗した戦いで初めて徹底的勝利を勝ち取った民族解放戦爭を全面的に反映していること。
2、 日本の軍國主義が中國侵略戦爭で中國人民に対して犯した罪を徹底的に暴くこと。
3、 ファシズム侵略に抵抗、反撃する過程で、中國が重要な役割を果たしたことを十分に表現(xiàn)すること。
4、 抗日戦爭で具現(xiàn)された偉大な民族精神を広め、中華民族が抗日戦爭の中で具現(xiàn)した愛國主義、一致団結(jié)及び刻苦奮闘の崇高なる精神を受け継ぎ、積極的に発揚(yáng)すること。
記念館は、所蔵する物品を新に配置するとともに、さまざまな新材料や新しい科學(xué)技術(shù)手法を用いて、館內(nèi)陳列設(shè)備のレベルアップを図る。このほか、記念館では、これまで一度も展示されていなかったいくつかの抗日戦爭に関する新しい資料を補(bǔ)足することになっている。
中國人民抗日戦爭記念館は1987年に落成し、1997年7月に大規(guī)模な改造が行われたことがある。統(tǒng)計データによると、記念館はオープン以來、すでに國內(nèi)外の見學(xué)者を累計1200余萬人を受け入れており、そのうち70%は小學(xué)生、中高生である。1997年の改造以後、7年余り休館なしで、すでに累計450萬の見學(xué)者を受け入れている。現(xiàn)在、基本的な陳列様式が時代に相応しくなくなり、すでに國內(nèi)外の見學(xué)者が中國の抗日戦爭の歴史を充分に理解するというニーズを満たすことができなくなっている。
「チャイナネット」2005年3月31日
