日本の「愛?地球博」（愛知萬博）が3月25日に開幕した。數(shù)日間の取材の中で、愛知萬博の環(huán)境への配慮、ヒューマニズム、情熱に深い印象を受けた。2010年の上海萬博開催に向け、さまざまなヒントを見出すことができる。
▼木を1本も伐採していない萬博會場
愛知萬博の會場は丘陵地帯で、樹木の生い茂る森林があるが、生態(tài)系保護の配慮から、萬博會場は木を1本も切り倒すことなく建設(shè)された。センターゾーンには丘陵地帯の上空に架かる形で空中回廊を設(shè)置している。萬博終了後にはすべて撤去されるため、環(huán)境保護とコスト節(jié)約の一石二鳥になる。
〔ヒント〕「自然と叡智（えいち）」がメーンテーマの愛知萬博では、愛知県が環(huán)境保護に非常に力を入れ、開催地の選択、會場建設(shè)、交通運営などの面に環(huán)境保護の理念を取り入れている。愛知萬博は自然?利益?コストのうち、自然を選んでいる。
▼來場者への笑顔
萬博會場內(nèi)では、人に出會うたびにお辭儀と笑顔が交わされる。萬博のスタッフも來場者にお辭儀であいさつする。會場ではスタッフ全員が笑顔で任務(wù)に當たっており、たとえ緊急事態(tài)でも笑顔で感謝することを忘れない。自然な笑顔が一人一人に伝わり、來場者のリラックスできる雰囲気を作り出している。
〔ヒント〕笑顔は國民の資質(zhì)と自信を表す。萬博開催期間に入り、日本の人々は笑顔とお辭儀で世界各地からの観光客をもてなしている。心からの笑顔、全員の笑顔は人を強く感化するが、実現(xiàn)させるのは容易ではない。笑顔を育て禮儀を重視する習慣は、上海萬博の成功にとっても非常に重要だ。
「人民網(wǎng)日本語版」2005年4月4日
