國務院新聞弁公室は13日、白書「2004年中國人権事業(yè)の進展」を発表し、中國が昨年、公民のさまざまな基本的人権の促進?保障に向けて行った努力や、達成された成果について、全面的に紹介した。白書は國內(nèi)の宗教活動について、次のように説明している。
國務院は2004年、宗教に関する初の総合的行政法規(guī)となる「宗教事務條例」を公布した。同條例は、宗教団體?信教者の宗教活動、宗教関連の教育機関の設立、宗教に関する刊行物の出版、教団の資産管理、対外交流活動の展開などにおける多くの権利を明確に規(guī)定すると同時に、政府の関連行政管理部門による行政措置を規(guī)範化し、信教者、宗教団體、宗教活動施設の合法的な権利が侵害されないことを、法により保障している。
大まかな統(tǒng)計によると、中國には現(xiàn)在、各宗教の信者が1億人以上、宗教活動施設が10萬カ所以上に達し、聖職者等は約30萬人に上る。聖職者による正常な布教活動や、宗教活動施設または宗教的習慣により信者の家庭內(nèi)で行われる通常の宗教活動は、すべて宗教団體と信徒が自己負擔で行われており、法律で保護される。各宗教が自主的に設立した全國規(guī)模?地方規(guī)模の宗教団體は3千余りあり、各自の規(guī)約に基づいて組織機構(gòu)や指導者を選出し、布教活動を自己管理している。また、各宗教団體は経典類や宗教関連刊行物を発行し、社會福祉事業(yè)を行っている。中國での「聖書」の印刷部數(shù)は累計3500萬冊を超えた。宗教団體が各自のニーズにより、聖職者養(yǎng)成のために設立した教育機関は76カ所を數(shù)える。
「人民網(wǎng)日本語版」2005年4月14日
