パンチェン?ラマ11世ギャンツ?ノルブがわずか5歳で即位してから10年。その生活、學習狀況はどうなのか――。パンチェン?ラマ11世はこのほど、居所で中央電視臺(中央テレビ、CCTV)のインタビューに応じた。
――あなたは1999年に西蔵(チベット)で初めての公開法會を行った。あなたから灌頂(かんじょう:信者の頭に水をかける儀式)と祝福を受けるために集まった人は1萬人を超え、2キロメートルもの行列ができたという。これほど多くの民衆(zhòng)があなたからの祝福を期待しているのを見たとき、どう感じたか。
信者は信仰のために灌頂を求めてやってきた。わたしは彼らの要求を満たすためにある。灌頂を行い、法を授け、無病息災(zāi)を彼らのために祈禱する。
――実際のところ、人類はまだ多くの災(zāi)難に直面している。例えば、新型肺炎SARS(重癥急性呼吸器癥候群)や、昨年のインド洋津波などが起きた。こうした災(zāi)難の発生を知ったとき、あなたは何ができるか。
わたしは常日頃から、衆(zhòng)生(しゅじょう:生きとし生きるもの)の苦難のために祈禱している。こうした狀況が起きても、わたしはやはり祈禱する。また、募金もをする。
――西蔵では公開法會のほか、一般の蔵族の家庭を訪問したことがあるか。
ある。群衆(zhòng)に対しては、多く祈り、よい事を多く行い、自分で幸福な生活を作り出すよう語っている。
「人民網(wǎng)日本語版」2005年4月20日