5月17日、北京?中國対外友好協(xié)會の庭で、特別な記念の會が開かれた。
4年前の2001年5月17日、日本の著名な音楽家?作家の團伊玖磨(だん?いくま)氏が蘇州、上海を訪問した後、北京で「團伊玖磨作品コンサート」を指揮する予定だったが、不幸にも心臓病のため蘇州で亡くなった。
團氏は生前、日中文化交流協(xié)會の會長を務(wù)めた。訪中は生涯で60回以上を數(shù)え、多くの中國の蕓術(shù)家の良き友人だった。團氏は「日中両國民は理解を絶えず深め、文化交流を進めなければならない。こうした交流は形式的かつ儀禮的な交流ではなく、心と心が通じ合う本當の意味での交流なのだ」と考えていた。團氏は生涯を通じて「日中両國民は世代を越えて友好的に付き合っていくべきだ」との堅い信念を?qū)g行し、尊敬されていた。
逝去から4年たった今年17日、中國対外友好協(xié)會の陳昊蘇會長、中國文學(xué)蕓術(shù)界聯(lián)合會(中國文聯(lián))の周巍峙主席、作曲家の傅庚辰氏、作家の陳建功氏、日中文化交流協(xié)會の代表団などが今回の記念の會に參加した。
團氏のエッセー集「パイプのけむり」(中國語名「煙斗隨筆」)は、中國國際文化出版公司が17日、北京で出版する。この本は作者生前のエッセーコラム「パイプのけむり」の精選で、計100編の文章からなる。このコラムは日本の「アサヒグラフ」誌上で36年間連載され、約1800編の文章を発表した。「この文字による交響楽はきょう團先生に捧げる最良の記念だ」と、中國國際文化交流協(xié)會の劉徳有?常務(wù)副會長は語った。
「人民網(wǎng)日本語版」2005年5月18日