中國(guó)新聞社の報(bào)道によると、1950年にモスクワの外國(guó)語(yǔ)書(shū)籍出版局が出版した「細(xì)菌兵器の準(zhǔn)備および使用容疑による舊日本陸軍軍人の裁判資料」がこのほど、吉林省吉林市で発見(jiàn)された。資料には舊ソ連軍軍事裁判で裁かれた日本関東軍の山田乙三総司令官ら高級(jí)將校、舊「731」細(xì)菌部隊(duì)軍醫(yī)の川島清少將ら12人の全記録が記されている。
この本は吉林市民の範(fàn)征空さんが偶然、市內(nèi)の露店の本屋で買(mǎi)った。本は計(jì)583ページで、すべて中國(guó)語(yǔ)繁體字で書(shū)かれている。
同書(shū)45ページにある山田乙三被告の裁判記録には次のように記されている?！杆饯纤饯畏袱筏孔铯蛘J(rèn)める。私は生きている人を?qū)澫螭藢g験するという事実をはっきり知った上で、この実験を行うことを許可した。だから、私の管轄する関東軍憲兵隊(duì)機(jī)関および日本軍部隊(duì)から実験のために送られた中國(guó)人、ロシア人、満州國(guó)の現(xiàn)地人はいずれも私が事実上、殺害を強(qiáng)行するよう許可した」
吉林市収集家協(xié)會(huì)會(huì)員の皮福生さんによると、現(xiàn)在、中國(guó)國(guó)內(nèi)の學(xué)術(shù)界が研究している日本軍の細(xì)菌実験や「731」部隊(duì)の資料は、その多くが日本人戦犯の回想録や専門(mén)學(xué)者による実地考証によるものという。今回発見(jiàn)されたような「731」部隊(duì)の戦犯による供述記録の裁判資料はきわめて珍しい。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2005年5月26日
