チベット自治區(qū)の向巴平措（シャンバピンツォ）主席はこのほど、「今年、チベット自治區(qū)の一人當たりのGDPは1000ドルを突破すると見込まれている」ことを明らかにした。
同氏は「チベット自治區(qū)のGDPは10年連続12％増の勢いを保ち、この2年間は10％以上の増加率となった。2004年におけるチベット自治區(qū)の一人當たりのGDPは7772元に達し、全國平均の75％に相當し、全國の省、自治區(qū)、直轄市の中で23番目となった。2004年のチベット自治區(qū)のGDPは200億元を突破し、212億元となった。実のところ、チベット自治區(qū)の一人當たりのGDPはすでに1000ドルに近づき、2005年に12％増となる可能性が高いと見られている。この増加率で計算すれば、8000余元（1000ドル）との目標の達成はまったく問題なしである」と語った。
向巴平措主席の予測、つまり、2005年のチベット自治區(qū)の一人當たりのGDP8700元が実現(xiàn)すれば、中國政府筋の公表した米ドルと人民幣の為替レートの1：8.2765に基づけば、これは1051ドルに相當することになる。
同氏によると、當面、チベット自治區(qū)の目標は、2010年前後の一人當たりのGDPが全國の中程度のレベルに達し、ランキングで19位以上になるということである?！府斆妞伟k展レベルから見れば、五年間の努力で、チベット自治區(qū)の農(nóng)民と牧畜民の一人當たりの純収入は全國の中程度のレベル、つまり、3000元に達すると見込まれている。ちなみに昨年は1861元であった。相対的に伸びの遅い農(nóng)民と牧畜民の収入に対してチベット自治區(qū)都市部の一人當たりの可処分所得は全國でも上位にある。しかし、このような楽観的な展望は民族の団結を踏まえてのものである。いったん民族の団結に問題が起これば、チベット自治區(qū)の発展目標は実現(xiàn)しにくくなる。経済の発展はもちろんのこと、社會の安定にも極めて大きな內(nèi)在的危機を抱えることになる。當面のチベット自治區(qū)の安定した狀況が続けば、社會と経済の発展の展望は非常に明るいものとなろう」と同氏は語った。
「チャイナネット」 2005/06/06
