江西省文物考古研究所の職員がこのほど、同省徳安県聶橋鎮(zhèn)蘆渓村の望夫山鳳凰嘴で、彩壁畫が描かれた北宋(960~1127年)のものとみられる墓を発掘した。墓から見つかった彩壁畫は、千年ほど前のものながら墨跡あざやかで、絵の中の人物も生き生きとしている。描寫は緻密で、熟練した技法だという。
専門家は1カ月におよぶ分析や検証の結(jié)果、墓全體を移転し、壁畫を切り取って保存することを決定した。墓に使われていたレンガに一つ一つに番號(hào)をふり、別の場所に同じように再建した上で、保護(hù)する。
寫真:宋代のものとみられる、墓で見つかった彩壁畫
「人民網(wǎng)日本語版」 2006年7月7日