中國の薄熙來商務(wù)部長は21日北京で、「中國と東南アジア諸國連合（ASEAN）の自由貿(mào)易區(qū)の関稅引き下げのプロセスは次第に早められ、2010年までに、ASEANから中國への93%の輸入製品については、関稅がゼロになる。同様に、ASEAN諸國もそれ相応の措置を講じることになる」と述べた。
薄熙來商務(wù)相はこの中で、「これからの數(shù)年が、自由貿(mào)易區(qū)整備の鍵となる時(shí)期である。中國とASEAN10カ國の指導(dǎo)者が署名した『貨物取引協(xié)議』に基づき、関係各國は、去年7月20日から関稅引き下げのプロセスを全面的にスタートさせた。去年、中國のＡＳＥＡＮ諸國に対する平均稅率は9.9%から8.1%に下がり、2010年までに雙方は殆どの製品の関稅を無くすことになる。この結(jié)果、中國とASEANの自由貿(mào)易區(qū)が基本的に整備されることになる」と述べた。
中國とASEANの自由貿(mào)易區(qū)の関稅引き下げが実施されてこの1年間、中國とASEANの貿(mào)易輸出入額は、いずれも20%以上増えたという。
「CRI」より2006年7月22日
