鄭州市文物考古研究所は最近、西司馬遺跡から、集中している商(およそ紀(jì)元前17世紀(jì)初ー前11世紀(jì))末期ーー西周(紀(jì)元前1066ー771年)早期の墓地を発見(jiàn)し、60余カ所を整理して、陶器、銅製用具、ドブガイ形用具など150余點(diǎn)を出土した。
これまでの発掘により、この墓地は存在時(shí)期が長(zhǎng)く、全部たて穴式の土の墓で、きちんと並べられている。墓地の副葬品は數(shù)量からまちまちで、銘文を刻んだ銅製爵(3本の腳がある昔の酒器)、銅製ヅィ(角+単)(古代の酒を飲む器具)、陶製グィ(竹の下に艮の下に皿)(昔、食物を入れるのに用いた器で、口が丸く両耳がついている)、陶製高つき(食物を盛る高い足のついた臺(tái))、陶製缶とドブガイ形用具などがあった。
西司馬遺跡は、鄭州市のイン陽(yáng)市高村郷西司馬村の北西にあり、文獻(xiàn)の記載では西周早期のカク國(guó)という領(lǐng)地からわずか6キロ離れていたという。歴史の記載では、鄭州の北西、北東はそれぞれ西周早期の管?chē)?guó)領(lǐng)地と祭伯城で、今回の発見(jiàn)は鄭州の西周早期の社會(huì)経済と歴史文化の理解のために重要な手がかりを提供した。
「CRI」より2006年7月22日